木工事~ウレタン吹き付け~

皆さん、こんにちは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。日に日に水田の苗が伸び、蝉が声高々に歌い、かき氷が美味しくなって夏らしさを感じる今日この頃であります。さて、最近は内部の工事が多く、見た目に変化が分かりにくいと思いましたが、動きがございましたのでご報告申し上げます。

まずは屋根です。本クリニックで最も広い二階部の屋根が完成しました。この炎天の中、日焼けと高所という恐怖にも屈することなく、職人さんが一枚一枚丁寧に気の遠くなるような作業で取り付けてくださいました。この屋根が完成したことで、階下で仕事される方の熱疲労がだいぶん軽減されることと思われます。イケメンな職人さんたち、ありがとうございます(写真が無くてごめんなさい)。

☆黒く輝く屋根、ゆえに足跡が目立ちます☆

続いては内部構造についてです。ところで、下の写真にございます太いホースは何だと思われますか。中央に金属があり絶縁体のようなもので包まれております。自分はてっきり電気回線かと思ったのですが、なんと冷房の配管(冷媒配管)だそうです。このホースは、来院された方々が院内で熱中症にならないための強い味方です。

☆輝く銅線が高貴な雰囲気を醸しだします☆

建物内に入り天井を見ると、風の谷のナウシカの腐海の森を思わせる光景が広がっておりました。天井一面に生息するカビのような生命体、垂れ下がる管は腐海の蟲たちのようでした。腐海は、蟲たちは実在していたのか・・・、と遠い目をして思いを馳せていると傍にいた職人さんから「これはウレタンという断熱材ですよ」と声を掛けられました。その職人さんの姿を見て腰が引けました、なんと腐海の植物たちを全身に纏った(まとった)ような姿だったのです。どうやら、乾いたウレタンを削っていたところ、全身にウレタン屑がくっ付いてしまったようなのです、ドルクの民ではありませんでした(写真が無くてごめんなさい)。


☆1階の天井、垂れ下がっているのは冷媒配管☆


☆2階の天井、腐海の森のよう☆


☆きれいに削られたウレタン、美味しそう☆

ウレタンを吹き付けられた天井には換気のための銀色に輝く太い配管が新たに張り巡らされていました。人でいうところの気管でしょうか。本クリニックの見映えのために、配管の出口にあたる排気口(人でいうところの鼻)は、表からは見えないように全て裏側に回していただきました。その分、配管が長くなってしまいましたが、設計士・業者の皆さんには感謝申し上げます。

☆おそらく一番太い配管です☆


☆先ほど紹介したものより細身の冷媒配管です☆

来週も内装工事がメインとなりますが、順調に進めばいよいよ外構のタイルを貼り始めます。そうなれば華やかな場面が多く、ブログも毎日のように更新するかもしれません(わくわく)。最後に夕日を浴びて金色に輝くクリニックを掲載いたします。完成が楽しみでなりません。

本日も最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございます。台風5号が近付きつつあるようですので、皆さんも万全の対策をして備えてくださいますようお願い申し上げます。

(了)

“木工事~ウレタン吹き付け~” への2件の返信

    1. 荒木さま、ありがとうございます。
      当クリニックは細部に至るまで本当にうっとりする程の匠の技が凝縮しております。
      竣工を楽しみにしていてください。

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