東京出張 ~絵本を探す旅に~

皆さんおはようございます、糸魚川こどもクリニックの渡辺です。この三連休は皆さんもお出かけされていらっしゃいますでしょうか。この三連休に予定が無かった方も、11月にも三連休があるので楽しみですよね。

さて、突然ではございますが先日、東京に居りました。というのも、連休中はどうしても開業関連の仕事(主に書類申請)ができないので、このチャンスを利用してクリニックに訪れた皆さんに楽しんで頂くために大人から子どもまで楽しめる絵本を探し出す旅に出ようと以前から考えていたからです。


こちらは皆さんご存じの東京駅です。写真は東京駅から真っ直ぐ伸びた歩道ですが、駅が遠く霞んで見えるほど長いです。さらに幅も広く自動車が何台も通れそうなこの道路は、東京駅から江戸城跡地である皇居まで続いています。通りに名前があるかと調べてみましたが見つけることができませんでした、ごめんなさい。最近、格子模様に舗装されて美しく生まれ変わったようです。それにしても、この都心部でこれだけの土地があるなんて、路線価格でいったい幾らになるんでしょうか(調べたところ、2,500万円/平米だそうです、恐ろしい・・・)。

皇居と言ってもその周りと大手門を見た後に、大手町駅から銀座駅まで東京メトロを利用して、最初の目的地である「ナルニア国」に行って参りました。日本でも珍しい子ども向けの本を専門に扱っているところです。ビルの1階分を使って展示、販売がされておりました(そんなに広くはありません)。そこでは珍しい絵本、海外の絵本、高学年向けの図書などが置いてあり、仕掛け本に関しては見本が何冊か置いてありました。しかし、自分の求めている誰もが楽しめるコンセプトを持つ絵本屋さんとは少々異なっておりました。もちろん、東京の中でも一等地の銀座の店舗と言うことはあり、上品でオシャレな雰囲気を勉強するには非常に参考になるお店でした。

同じく東京メトロを乗り継いで、次にたどり着いたのは神保町のブックカフェ(旧:ブックハウス)です。銀座から神保町まで3-4kmほどあり、歩けば20分間以上を要する距離ですが、東京メトロを使うと乗り継ぎ時間も含めて10分程で目的地に到着できました。本当に都心部は便利ですね、しみじみ。お店ですが、150平米くらいの広さで、店内の中央部分が喫茶店になっており、お茶を楽しみながら売り物である絵本をゆっく選べる仕組みになっていました。また、本の他にもぬいぐるみや季節に合わせた展示部門があり、楽しめる作りになっていました。楽しみにしていた英語の絵本のコーナーは定休日で覗けなかったのが残念でした。

 

続いて訪れたのはこちら、原宿です。ご存じの方も多いと思いますが、新しいものの発祥の地である原宿には中々絵本を取り扱うお店があまりございませんでした。そこで、原宿から表参道までひたすら歩くことに致しました。表参道の歩道には背の高い木々が植えられ、道幅も広いため、たくさん行き交う人が居てもストレスなく、非常にゆったりと散歩できるところだと改めて思いました。糸魚川にもこんな場所があったら憩いの場所になりますね。あとは、ゆっくりできる喫茶店がもう何店か中央大通りにあると嬉しいです。

歩くこと10分間、おしゃれな街並の表参道の一画にあるクレヨンハウスに到着しました。こちらは本格的な絵本専門本屋さんですが、地下ではオーガニック食品、二階にオーガニックおもちゃ、三階部には化粧品・オーガニック線維製品を扱った複合店です。一階の絵本コーナーはあかちゃん向け絵本コーナー、学童コーナー、生誕100周年となる柿本幸造コーナーがあり、さらには大人向けの絵本コーナーもありました。仕掛け絵本や海外の子どもから大人向けの絵本もあり、非常に幅広い種類の絵本を取り扱っていました。小さなお子さんの目に留まる絵本は低い位置に、高学年の児童向けの図書は高いところに配置するなどの工夫をされていました。二階の玩具も知育ものが非常に多く、色々巡った本屋の中で一番好印象でした。

近々開業するために絵本を置きたいのですとお伝えしたところ、店員さんが名刺をくださいました。今後とも仲良くさせてください、とお願いしてお店を後にしました。その日はこちらを最後に、午前8時から午後6時に及ぶ楽しい絵本店巡りを終えて帰路につきました。

皆さん、東京で丸一日絵本のディスプレイの技術や配置について学んで参りましたので、開業後の待合室の絵本陳列をお楽しみにしていてくださいませ☆

 

話しは変わって、クリニックの進捗状況の報告です☆職員用の化粧室があまりにも美しいために写真を撮ってしまいました。この壁紙とタイルの組み合わせは本当に素晴らしいと感動してしまいました。

そういえば、皆さん、トイレの便器を設置する前の状態をご覧になってことはありますか。以下に写真を添付致しますが、意外とメカニックでトイレは家電製品の一つなのだと思わされました。

最後に排水工事と電気配線工事の画像を展示します。前者の作業写真ですが、聖書の一場面であるモーゼが海を左右に分けた時のようになっています(実際の場面はもっと迫力があったと思われます)。
後者の作業は自分が大の苦手とする広社での作業です。X線検査を行いますので高圧電力が必要になり、このような作業をして頂いて居ります。皆さん、雨の中、交通整備と高所での作業をしてくださって誠にありがとうございます。

クリニックも順調に仕上がりつつあります。近日中に内覧会のお知らせができると思いますので、今しばらくお待ちくださいませ。

本日も最後までお付き合い賜りましてありがとうございます。これからも当ページをご覧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

(了)

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