皆さんこんばんは、糸魚川こどもクリニックの渡辺です。本日は上越市のワークパル・上越で学校カウンセラーさん向けに3時間に及ぶ教育講演をして参りました。喋り過ぎて喉が痛くなってしまいました。
さて、今回はカウンセラーさんたちが対象ですので、心身症や心気症の患者さんのカウンセリングについて講演しようかと思いましたが、他の講師の皆々様がWMNなど超有名大学の教授でしたので、背伸びをしない方が良いと考えを改めました。自分の経験とスキルを活かして「医療とカウンセリング」という視点で講演をすれば、教授先生と内容が被ることなく恥をかくことなく、より実践向けな講演になるのではないかと思いました。3か月のお時間を頂いてスライドショーを作り、180分間の長丁場に耐えうるものを作り臨みました。
講演後の質問時間に、非常に鋭い質問が飛び交いました。薬物療法を開始したらそのまま続けなくてはいけないのか、服薬期間が長くなった場合に副作用や合併症は出やすくならないのか、甘やかしにならないか、辛かったら(学校などを)休んでも良いんだよと言うのは問題ないのか、頭が痛い、つらいなどと訴えるが実際はそんな印象を持てない生徒にはどう接すればいいのか、夜更かしがやめられない生徒にはどうしたらいいのですか、などなどです。現場のカウンセラーの先生も色々お考えになって対応されているのだと強く感じました。
そして、こんなに上昇志向が強く、生真面目で、熱心なカウンセラーの先生方の居る新潟県にお住いのこどもたちは恵まれているなあと改めて思いました。新潟県万歳☆
本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。明日も朝陽が皆様に幸せを運んで来てくれますように心からお祈り申し上げます。
(了)