11月11日の休日診療について

皆さん、おはようございます。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。

本日11月11日(日)は産業医研修会に参加するために休診とさせていただきます。11月12日(月)からは通常の診療となりますので何卒よろしくお願い申し上げます。

(了)

床暖房が制御困難の巻

皆さん、おはようございます。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。11月となり朝方が冷え込んできました。コタツがあっても良いのでは、と思う日もあります。

さて、クリニックでは乳幼児健康診査と言って定期的にお子さまの発達・成長を確認する業務がございます。このとき、お子さんは体重測定などのために裸になることがございます。さらに、一般診療のときも診察を受ける皆さんが衣服を脱がなくてはならないこともあります(その時の皆さんの体感温度を知るためにスタッフは全員半そでで業務をしております)。クリニックが寒くて皆さんが風邪を引いては大変です、何のために診療に来たのか分からなくなってしまうという懸念から、ホコリの舞い上がらない床暖房の運用を開始しました。

ところが、電源を入れても温まるまで時間が掛かり熱くなって電源を消してもすぐには冷たくならないという性質から、床暖房による室内の温度管理に苦戦しております。現在、院長が温度調節のために苦戦しておりますが、必ずや快適空間を生み出しますので今しばらくお待ちくださいませ。

(了)

11月の休日診療について

皆さん、こんばんは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。本日は東京で『アレルギー性鼻炎の展望2018』という勉強会に参加して来ました。そのため、休日診療ができませんでした、申し訳ございません。もちろん、この勉強会で得られた知識を診療に役立て、本ブログにも詳細を後日に掲載したいと思います。

さて、タイトルにもございます11月の休日診療ですが、祝日を除く

11月4日、18日、25日 9:30-11:00 受付

※11日は産業医の講習会のために新潟市へ出張します

上記3日間を予定しております。お子さまが急病を発症されてしまった時など、お困りの際はご利用くださいませ。糸魚川に関わる皆さんの安心と安全のためにも糸魚川こどもクリニックはこれからもがんばります☆

(了)

病児保育室説明会 in 青海幼稚園

皆さんこんばんは、糸魚川こどもクリニックの渡辺です。2018年10月18日に青海幼稚園に病児保育事業説明会を行って参りましたので報告をいたします。

姫川を横断するのは久しぶりでしたので無事に目的地にたどり着けるかとても心配でしたが、太い幹線沿いの大きく立派な建物でしたので迷うことなく到着いたしました。当日は約束していた時間よりもカナリ早くついてしまいましたが嫌な顔一つされず迎え入れてくださいました。

準備を終えて、事前に準備したパワーポイントファイルが見つからないというハプニングもありましたが、以前に作ったものを用いて説明を行い、その後に質疑応答となりました。予定よりも早い時間からの開始でしたが、質問や職員の皆さんからのご意見、考え方、要望など様々な話しに広がり、気が付けば予定終了時間を過ぎ、計1時間以上も経過しておりました。青海幼稚園の職員の皆さんの抱く、園児に対する思いが非常に熱くて大きいことが伝わりました。

これからも糸魚川に住まう皆さんのため、働くお父さん・お母さんのためにもジオの説明会を行う、季節のイベントを開催するなど、精力的に活動をしていきたいと思います。

末筆となりますが急に寒くなって参りましたので、皆さんも体調を崩されませんようにご自愛くださいませ。それでは、失礼いたします。

(了)

百日咳感染情報~糸魚川市内について~vol.3

皆さん、こんばんは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。急に寒くなり、乳幼児健康診査を受けるためにおむつ一枚のお子さんが風邪をひいては大変とヒーターを点けました。こんな時期は体調を崩しやすいので十分にお気を付けください。

さて、タイトルにもある通り百日咳感染の報告です。当院では9月中旬から発症された方が増え、10月12日現在までに22名の方を報告しております(糸魚川小学校の方が過半数を占めております)。糸魚川市内では同期間中に33名の方が発症され保健所に報告されていますが収束の兆しは見られません。その理由として、百日咳は発症しているかどうかの判断が難しく、インフルエンザのような囲い込みができません。これ以上の感染拡大を防ぐためにも、百日咳が疑われる方には登校・登園を控えていただくなどの対応をしていただくことになると思いますが何卒ご了承くださいませ。

また、百日咳の病気について資料を作りましたのでご確認賜れますと幸いです。

読書の秋、芸術の秋、味覚の秋、嗅覚の秋、グルメの秋、おいしい食べ物の秋、馬肥ゆる秋、デザートの秋、食欲の秋・・・、えーっと、本題から少々逸れてしまいましたが、この素晴らしく楽しい秋を堪能するためにも感染症対策を十分に行い感染症に備えましょう☆

(了)

病児保育室説明会 in 大和川保育園

皆さん、こんばんは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。風が心地よく、過ごしやすい時期になりましたね。

さて、本日は約1か月ぶりに再開した病児保育室・出張説明会の報告です。半日のみの診療日である木曜日に、こどもたちの午睡時間を狙って行われる本説明会は大きな声が持ち味の自分には何とも苦手であったりします。それはさておき、10月4日(木)に大和川保育園に伺いました。同保育園の職員の皆様は非常に熱心に話しを聞いてくださり、子どもたちに対する熱い思いが伝わって来ました。

やはり質問が多かったのはタクシー送迎サービスでした。このサービスが始まると助かりますねとのお言葉を頂戴いたしましたが、市役所のこども課に原案を提出して1か月以上経過しておりますが、何の音沙汰もなく時間が過ぎております。慎重に検討していただいているのでしょうか・・・。

これからも病児保育室とはどういうもので、何を目的としているか、そして皆さんがより使いやすくするために我々がどうすれば良いかを考えながら保育室の運営、及び、本説明会を続けていきたいと思います。

(了)

10月の休日診療について

皆さん、こんにちは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。涼しくなってきたと思いきや、台風の運んで来た温暖な空気によって暑さを感じる一日ですね。

さて、今月の休日診療のお知らせです。急な発症でお困りの方は当院をご利用くださいませ。

10月7日、14日、21日

診療時間 9時30分~11時00分

上記の3日間が診療日となります(休日対応ですので予めご了承くださいませ)。祝日である10月8日体育の日と、東京出張する10月28日(日)は休診とさせていただきます。

本日夜から台風の影響で風が強くなるようですので、夜間の外出には十分にお気を付けくださいませ。それでは、失礼いたします。

(了)

インフルエンザ予防接種について

皆さん、こんにちは、糸魚川こどもクリニックの渡辺です。

9月20日(木)にインフルエンザワクチン予診票、および助成金に関する委任状が当クリニックにも配られました。当院での予防接種をお考えの方は書類をお渡しいたしますので予約日前にお立ち寄りくださいませ。

さて、予防接種をする時期ですが、流行を予防するという目的では10月からの接種を推奨しております。ですが、この場合ですと免疫効果が翌年2月頃から減弱していくという報告もあるようですので、年度末に大きなイベントを控えていらっしゃる方の接種タイミングにつきましては当クリニックまでご相談くださいますと幸いです。

最後となりますが、9月20日に当クリニックの保険診療についての個人指導が上越市で行われました。緊張して臨んだ口頭試問、資料についての様々な質問が飛び交いましたが「事務部門・診療部門ともにほぼ問題なしです、このまま続けてください」と指導員からのお褒めの言葉を賜りました。これからも糸魚川市に住まわれる皆さん、当院にお立ち寄りになった市外の皆さんのためにも精進していきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

(了)

百日咳感染報告~糸魚川市内について~

皆さんこんにちは、糸魚川こどもクリニックの渡辺です。2018年9月中旬頃から糸魚川市内の小学校、保育園・幼稚園で百日咳の患者様が見つかっております。

(1)糸魚川小学校 ほぼ全学年

(2)西海小学校 高学年

(3)糸魚川東小学校 高学年

(4)能生保育園

各学校、保育園、幼稚園の皆様には保健所や教育委員会から報告、連絡などあると思いますので対応をよろしくお願い申し上げます。また、当クリニックのブログにもございます通り、適切な診断(問診、咽頭検査または血液検査)と治療があれば過度に恐れる必要のない疾患です。

しかしながら、乳児が罹患してしまうと重症化し、死亡する例もありますので十二分にご注意ください。尚、咳が立て続けに出る咳のために夜間も寝苦しい1週間以上咳が続くなど症状のある方は医療機関の受診をお勧めいたします。さらにご家庭・ご近所に6か月未満のお子さまが居る、近日中に出産を控えている方は十分にお気を付けくださいませ。

最後になりますが、是非とも『9月15日の百日咳感染報告』をご覧になられていらっしゃらない方はご確認くださいませ、よろしくお願い申し上げます。

(了)

百日咳報告(糸魚川市内、第一例)

皆さん、こんにちは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。さて、本日はタイトルにもあります通り、百日咳のお話しです。

先日、当クリニックに咳がひどくて眠れないという小学生の患者さんがお見えになりました。一度咳をすると止まらないくらい続くということで百日咳の検査をしたところ、翌日になって検査委託業者から「陽性です(百日咳菌が居ました)」という報告を受けました。お隣の上越市でも先月から罹患者増加中、ということですのでしつこい咳が続く方は医療機関受診をお勧めします。適切な診察、必要に応じた検査、抗菌薬の内服で治療できますのでご安心ください。

ところで、百日咳とは何なんでしょうか。読んで名の如く、一度発症すると咳が治るまでに約3か月間(100日間)要するという疾患です。特に乳児が罹患すると咳発作で呼吸が止まってしまい命を落とすこともあります。しかし、最近は百日咳で命を落とした乳児がいるというニュースは聞かないと思います。なぜなら、1960年代以降に生まれた皆さんは幼少時に予防接種を受けていらっしゃるからなのです。ワクチンって本当にありがたいですね(問題:百日咳の含まれるワクチンの名前をご存じですか、答えはブログの最後に掲載します)。

ところが、この幼少時に得られた抗体(免疫)は年を追うごとに減っていきます。なんと過去の全国調査では小学校の低学年頃で最も減少しその後に少しずつ増えていくということが判明しました。いったん減ったはずの抗体が増える、これは自然界では起こりえないことです。では、なぜこのような現象が起こったかというと、抗体を失った小中学生が再び百日咳に罹患してしまい新たに抗体を作り始めたからだと推察されています。予防接種をすることで命を落としかねない乳幼児は百日咳を発症しないのに、小中学生になると百日咳に苦しめられるという変わった状況になってしまったのです(知らぬ間に罹患し、知らぬ間に治ってしまうのですね)。

☆上図 www.falco.co.jp/business/41-014-2.pdf から引用☆

そこで立ち上がったのが日本小児科学会です。就学前に百日咳のワクチンを追加接種して、就学後も百日咳から子どもたちを守ろう!という運動が始まりました。下記に平成30年度8月に更新された予防接種スケジュールを添付いたします。

☆上図 日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール最新版☆

残念ながら、就学前後の百日咳を含むDPTワクチンの追加接種は現時点では定期接種ではなく任意接種となってしまうために皆さんの負担となってしまします。しかし、小さなお子様(特に乳児)が居るご家庭や、新しい家族が増える、または増える予定であるというご家庭ではお父さん、お母さんも予防接種をご検討ください。ご自身の発症した感染症が子どもに感染して、子どもがつらい思いをする(最悪の場合は亡くなってしまう)なんて考えたくもないですからね。

末筆となりますが今月は3連休が多くてお出かけ日和です。こんな素敵な時期ですので皆さんも体調など崩されませんように、どうぞご自愛くださいませ。

(了)

 

クイズの答え

Q 百日咳を含むワクチンの名前

A 三種混合ワクチンまたは四種混合ワクチン