10月の休日診療について

皆さん、こんにちは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。涼しくなってきたと思いきや、台風の運んで来た温暖な空気によって暑さを感じる一日ですね。

さて、今月の休日診療のお知らせです。急な発症でお困りの方は当院をご利用くださいませ。

10月7日、14日、21日

診療時間 9時30分~11時00分

上記の3日間が診療日となります(休日対応ですので予めご了承くださいませ)。祝日である10月8日体育の日と、東京出張する10月28日(日)は休診とさせていただきます。

本日夜から台風の影響で風が強くなるようですので、夜間の外出には十分にお気を付けくださいませ。それでは、失礼いたします。

(了)

インフルエンザ予防接種について

皆さん、こんにちは、糸魚川こどもクリニックの渡辺です。

9月20日(木)にインフルエンザワクチン予診票、および助成金に関する委任状が当クリニックにも配られました。当院での予防接種をお考えの方は書類をお渡しいたしますので予約日前にお立ち寄りくださいませ。

さて、予防接種をする時期ですが、流行を予防するという目的では10月からの接種を推奨しております。ですが、この場合ですと免疫効果が翌年2月頃から減弱していくという報告もあるようですので、年度末に大きなイベントを控えていらっしゃる方の接種タイミングにつきましては当クリニックまでご相談くださいますと幸いです。

最後となりますが、9月20日に当クリニックの保険診療についての個人指導が上越市で行われました。緊張して臨んだ口頭試問、資料についての様々な質問が飛び交いましたが「事務部門・診療部門ともにほぼ問題なしです、このまま続けてください」と指導員からのお褒めの言葉を賜りました。これからも糸魚川市に住まわれる皆さん、当院にお立ち寄りになった市外の皆さんのためにも精進していきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

(了)

百日咳感染報告~糸魚川市内について~

皆さんこんにちは、糸魚川こどもクリニックの渡辺です。2018年9月中旬頃から糸魚川市内の小学校、保育園・幼稚園で百日咳の患者様が見つかっております。

(1)糸魚川小学校 ほぼ全学年

(2)西海小学校 高学年

(3)糸魚川東小学校 高学年

(4)能生保育園

各学校、保育園、幼稚園の皆様には保健所や教育委員会から報告、連絡などあると思いますので対応をよろしくお願い申し上げます。また、当クリニックのブログにもございます通り、適切な診断(問診、咽頭検査または血液検査)と治療があれば過度に恐れる必要のない疾患です。

しかしながら、乳児が罹患してしまうと重症化し、死亡する例もありますので十二分にご注意ください。尚、咳が立て続けに出る咳のために夜間も寝苦しい1週間以上咳が続くなど症状のある方は医療機関の受診をお勧めいたします。さらにご家庭・ご近所に6か月未満のお子さまが居る、近日中に出産を控えている方は十分にお気を付けくださいませ。

最後になりますが、是非とも『9月15日の百日咳感染報告』をご覧になられていらっしゃらない方はご確認くださいませ、よろしくお願い申し上げます。

(了)

百日咳報告(糸魚川市内、第一例)

皆さん、こんにちは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。さて、本日はタイトルにもあります通り、百日咳のお話しです。

先日、当クリニックに咳がひどくて眠れないという小学生の患者さんがお見えになりました。一度咳をすると止まらないくらい続くということで百日咳の検査をしたところ、翌日になって検査委託業者から「陽性です(百日咳菌が居ました)」という報告を受けました。お隣の上越市でも先月から罹患者増加中、ということですのでしつこい咳が続く方は医療機関受診をお勧めします。適切な診察、必要に応じた検査、抗菌薬の内服で治療できますのでご安心ください。

ところで、百日咳とは何なんでしょうか。読んで名の如く、一度発症すると咳が治るまでに約3か月間(100日間)要するという疾患です。特に乳児が罹患すると咳発作で呼吸が止まってしまい命を落とすこともあります。しかし、最近は百日咳で命を落とした乳児がいるというニュースは聞かないと思います。なぜなら、1960年代以降に生まれた皆さんは幼少時に予防接種を受けていらっしゃるからなのです。ワクチンって本当にありがたいですね(問題:百日咳の含まれるワクチンの名前をご存じですか、答えはブログの最後に掲載します)。

ところが、この幼少時に得られた抗体(免疫)は年を追うごとに減っていきます。なんと過去の全国調査では小学校の低学年頃で最も減少しその後に少しずつ増えていくということが判明しました。いったん減ったはずの抗体が増える、これは自然界では起こりえないことです。では、なぜこのような現象が起こったかというと、抗体を失った小中学生が再び百日咳に罹患してしまい新たに抗体を作り始めたからだと推察されています。予防接種をすることで命を落としかねない乳幼児は百日咳を発症しないのに、小中学生になると百日咳に苦しめられるという変わった状況になってしまったのです(知らぬ間に罹患し、知らぬ間に治ってしまうのですね)。

☆上図 www.falco.co.jp/business/41-014-2.pdf から引用☆

そこで立ち上がったのが日本小児科学会です。就学前に百日咳のワクチンを追加接種して、就学後も百日咳から子どもたちを守ろう!という運動が始まりました。下記に平成30年度8月に更新された予防接種スケジュールを添付いたします。

☆上図 日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール最新版☆

残念ながら、就学前後の百日咳を含むDPTワクチンの追加接種は現時点では定期接種ではなく任意接種となってしまうために皆さんの負担となってしまします。しかし、小さなお子様(特に乳児)が居るご家庭や、新しい家族が増える、または増える予定であるというご家庭ではお父さん、お母さんも予防接種をご検討ください。ご自身の発症した感染症が子どもに感染して、子どもがつらい思いをする(最悪の場合は亡くなってしまう)なんて考えたくもないですからね。

末筆となりますが今月は3連休が多くてお出かけ日和です。こんな素敵な時期ですので皆さんも体調など崩されませんように、どうぞご自愛くださいませ。

(了)

 

クイズの答え

Q 百日咳を含むワクチンの名前

A 三種混合ワクチンまたは四種混合ワクチン

web予約システムについて

みなさん、こんばんは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。幾分暑さが和らぎ、過ごしやすくなりましたね。

さて、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、当クリニックでもweb予約システム(アイチケット)を本格的に導入することになりました。今までは診療時間が始まってからのweb予約受付開始でしたが、これからは当日8時00分から開始し、9時から18時までの診療予約を取ることができます。予約を取って頂いた後に予約時刻にお越しいただくと、予約をされず来院された方々よりも優先的に診察が始まりますので待ち時間が短くなります。詳細は下記の画像をご確認くださると幸いです(作画・文 院長)。

予定では9月10日(月)8時からの始動を予定しておりますので、何卒ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

(了)

インフルエンザワクチンの予約について

皆さん、こんばんは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。本日はインフルエンザワクチン予約のご案内です。

昨年度は予防接種の予約を外来窓口、またはお電話で受け付けておりました。その方法ですと、電話がなかなか繋がらなかったり、窓口が混雑すると長時間お待たせしてしまったりと皆さんに大変ご迷惑をお掛けしてしまったと記憶しております。

そこで、本年度からはインターネット予約システム《アイチケット》を用いようと考えております。上記のシステムであれば、皆さんの手が空いた時間に、いつでも予約を取ることが可能になります。詳細は後日(今月末頃)、ブログ、およびホームページでご報告いたしますのでしばらくお待ちくださいませ。

尚、本年度より3歳以上の方にはシリンジ式のワクチンのご提供となります。シリンジ式は注射針を装着するのみで接種可能となるために、使う直前までワクチンを適切な場所で保管することができ、薬液を注射器に吸い上げたり、投与量を調節する必要もないために、薬液の調整ミスや接種量の間違いなどが生じにくくなり、より安全性が高くなると考えられます。そういったメリットが多くてとてもありがたいのですが、価格が少々高くなってしまうのが短所と言いますか何といいますか・・・、申し訳ございません。皆さんのご理解とご協力を何卒よろしくお願い申しあげます。

涼しくなったと思いきや、連日の猛暑。皆さんも体調を崩されませんようにご自愛くださいませ。それでは、失礼いたします。

(了)

お盆期間中の診療について(2)

皆さん、おはようございます。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。本日の診療時間は前回記載しました通り

8月13日  9:00~12:00 (午後診療無し)

でございます。また、時間外対応となりますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

(了)

 

糸魚川東小学校 職場見学

皆さん、こんばんは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。本日は当院で行われた職場見学のお話しをしたいと思います。

職場見学にお見えになったのは糸魚川東小学校の生徒さん3名様です。当クリニックを選択された理由をお伺いしたところ、ご家族が医療系の仕事をされている方もいらしたようですが、人の役に立ちたい、小さな子どもを守ってあげたいという気持ちが強いらしく、正義感にあふれる生徒さんたちでした。糸魚川の将来は希望にあふれ、とても明るいと感じました。

午前中は医師の診療している様子と各スタッフの仕事を見学され、病児保育室スタッフの応援もあって病児保育室を案内されていました。さらに、スペシャルサンクスがありました、なんとお隣のカワセミ薬局さんにも潜入できたそうなのです、ありがとうございます(クリニック、ジオ、カワセミ薬局の3業種見学!レポートが大変になりそうですね)。

午後は乳幼児健診、予防接種を見学されていました。診察の合間に「電子カルテは使いやすいのか」、「壊れたりしないのか」、「なぜスクリーンが二つもあるのか」。「こどもの診察をする際に気を付けていることはないのか」、などなど質問攻めに遭いました、恐るべき観察力です。

☆予防接種の指導を受ける学生さん☆

☆若かりし日を思い出す生徒さん☆

☆最後は証拠写真撮影、カメラマンをしているのはジオの保育士さんです

そんなこんなであっという間の5時間が過ぎました。見学が終わり児童の皆さんに感想を伺ったところ、医師や看護師はもちろん、医療事務などのスタッフの仕事も大変なんだと感じてくださったようです。今回の見学で皆さんが医療に興味を持ってくださり、市外で勉強されて、医師や看護師として再び糸魚川に戻って来てくださることを心から祈っております。

・・・最後の写真、若い皆さんはスタイルが良い上に顔が小さいこともあって、院長の顔が余計に大きく見えて嫌ですね(笑)。小顔になりたい。

(了)

休日診療とお盆休みについて

皆さん、おはようございます。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。本日は休日診療のお知らせです。

8月は祝日を除き、上記の4日間の休日診療を行います(12日はスタッフが非常に少ないために長時間お待たせさせてしまうかもしれません)。

また、8月13日はスタッフの諸事情によりお盆休みとさせていただきます。ただ、13日は当院をご利用されている方が急病を発症してしまった場合には時間外扱いとはなりますが診察をさせていただく予定ですのでよろしくお願い申し上げます。

末筆となりますが猛暑、酷暑の夏ですので、皆さんも体調を崩されませんようにご自愛くださいませ。

(了)

糸魚川こどもクリニック・GEO夏祭り

皆さん、こんばんは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。先日(7月26日)はたくさんの方々にお祭りに参加していただき、ご助力も賜りまして誠にありがとうございます。皆さんの支えなくして当クリニックは成り立ちえないと改めて感じました。今後ともご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、本日はタイトルにもございます通り、2018年7月26日に開催された夏祭りの報告をしたいと思います。

まずは、この日のために作り上げたオリジナル手ぬぐいの紹介です☆サングラスとねじり鉢巻きのロゴはイラストレーターの長男(院長は三男です)が描き上げてくれました。連日連夜悩みながら、作品の良さを活かしイメージが崩れないように細心の注意を払い下記のようなデザインに仕上げました。お祭りですから一つは濃紺、普段使いもしやすいように一つはスカイブルーに仕上げました。デザインを提出後、ワクワクしながら到着を待った手ぬぐいは三週間弱で仕上り、とても素敵な作品となりました☆

そして、もう一つの事前準備していたもの、それが下図のうちわです。熱くなるであろう夏祭り当日のことを考えて作成いたしました。5種類くらい自分がデッサンした作品の中でスタッフに最も好評であったデザインを選びました。当クリニックならではのうさぎ院長を全面に描いた元気いっぱいの大胆な作風です(自画自賛)。毎度お馴染みですが、プリントはアドクリークさんに依頼しました。とてもキュートにまとめていただきました(後ろ頭は少々激しいです)☆

それでは、いよいよ当日のお話しに入ります。集まってくださるであろうたくさんのお子さん、お父さん、お母さんにとって素敵な思い出になりますようにと祈る思いで夏祭りの準備を始めました

7月26日 12時30分 会場設営

午前診療を終え、あっつい炎天の下、テント(露店と談話コーナー)の設置が始まりました。油断したら暑さと脱水で倒れそうな過酷な環境でしたが創和ジャステック建設株式会社の皆さんのご助力によってあっという間に10棟近いテントが連立しました(非力な自分は設営現場を見学しておりました)。

13時00分 出店準備・日焼け止め

テントによるありがたい日影ができ始めたところで、院長は日焼け止めをべったりと全身に塗り付けて全体の配置のチェックを始めました。同時刻に協賛してくださったセブンイレブン押上店のスタッフさんたちも集まり、ゲートの作成やソフトドリンクコーナーの設営が始まりました。ゲートは日常から非日常の空間を演出するには最適なアイテムとなりました。

☆アスファルトの熱で風船が割れる事件多発、それでもゲート完成☆

☆日影に隠れながら配置の確認中☆

☆ソフトドリンクコーナーはとっても涼し気☆

今回の人気店になるであろう”かき氷屋さん”と”わたあめ屋さん”も創和さんが設営を始められました。建設屋さんは何をするにも迅速で効率的です。そして、そんなこんなで談話コーナーもあっという間に作られました。アスファルトがあまりにも熱かったので院長が散水を行いましたが、あっという間に干上がっていきました。クリニックの排水の良さに感動した瞬間です(←感覚がズレていてごめんなさい)☆気温は32度を示しておりましたが、風が比較的強いおかげで涼しく感じられたことが救いとなりました。

☆かき氷屋さんとわたあめ屋さんは同テント内になりました☆

☆あっという間に談話コーナーの完成☆

クリニックのスタッフも汗だくになりながら会場設営を手伝ってくださり、着々と準備が進む中、いよいよ夏祭りの始まる時刻に近くになりました。すると、夏祭りで出店して欲しいものがあるとダンボールをお持ちになられたお子さんがお見えになりました。

なんとそれは・・・70mmはあろうかという大きなカブトムシ!!

しかも、角を持つオスとかわいらしいメスのカップルが5組も!

彼が卵から大切に育て上げたという、愛情のこもったカブトムシたちでした。

『必ず大切に育ててくれる人に譲るからね』と約束して夏祭りに出店させてもらいました。まだお若いのにカブトムシを卵から育て上げるなんて、なんて努力家なんだろう。

14時30分 プレッシャー

開催時刻前ですが、すでに何組かのご家族の方々が駐車場に集まってくださいました。定刻までに作業を遂行できるのだろうかという一抹の不安がよぎりました。流れている汗は暑いからか、冷や汗か、脂汗か(汗)。

15時00分 開催

15時になると同時にチケットコーナーに行列ができ始めました。チケットを手にして夢と希望を抱いた子どもたち(大人もこの時はこどもみたいですよね)が各ブースに押し寄せました。こういう風景はいつ見ても嬉しくなります。どのお店にも人が集まり始め、暑さを忘れたかのように大人も子どももみんな元気にお祭りを楽しみ始めました。・・・実は、軽食店が間に合わなかったのですが最初からお酒とご飯を求めて来る人はいらっしゃらなかったのでバレずに済みました(←コラコラ)。

☆チケット売り場は保育士さんたちが担当してくださいました☆

☆院長も接客します、甚平に手ぬぐいなんて滅多にしない格好です☆

☆風船屋さんは常に人だかりでした☆

☆ヨーヨーとスーパーボールすくい、その後ろが当てくじコーナーです☆

☆かき氷屋さんは常に長蛇の列☆

☆談話スペースにも人が集まり始めました(まだ16時前です)☆

☆薬局さんも同日に写真コーナーとこども薬局を開催していました☆

 

定期受診してくださっているお子さんや保護者の方々がお店を手伝ってくれたり、話しかけてくれたり、スタッフのお子さんが連絡係をしてくれたり、知り合いが店番をしてくださったりと本当に本当に本当に皆さんに協力してもらいました。先ほど話に上がっていたカブトムシは展示してから30分間経たずに新しい主人の下に連れて行かれました。

そんなこんなであっという間に20時となりました。ようやく涼しくなり始めた会場にはまだ楽しんでいらっしゃる方々が居ましたが、運営側スタッフの不足もありやむなく終了となりました、ゴメンナサイ

この度はご協力くださった皆さん、お立ち寄りくださった皆さん、当院をご利用してくださった皆さん、多大なご助力を賜ったにも関わらずお名前を出すことができなかった皆さん、本当にありがとうございます。心から厚く御礼申し上げます。

(了)

 

・・・あれ、うちわと手ぬぐい使ってる人が自分以外に居ないッ!!