病児保育室の運営困難について

皆さん、こんにちは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。

本日は少しシリアスな話題です。2017年4月より病児保育事業の改訂があり、保育士または看護師の一定数以上の施設の常在が義務化されました。さらに、保育士のみである場合は近隣から看護師が速やかに駆けつけられるような体制をとるようにと言う指示も追加されました。

これでは、利用者が少ない場合でもスタッフが必要となり、看護師も駆けつけられる状態を保持しなくてはならないために休みを取りにくい状況となってしまいます。また、看護師や保育士が火急の用件で休んでしまったり、急病になってしまったりすると、当日に利用を希望される方が居たとしても病児保育室を閉園(休業)しなくてはならなくなります。利用を希望される皆様(中でも働くお父さん、お母さんたち)に、多大なご迷惑をお掛けしてしまう事態になりかねません。

そこで、当クリニックではスタッフを改めて募集することに致しました(ハローワークにも問い合わせ中です)。週に1日、2日でも構いませんので、ご協力してくださる方々を探しております。業務内容などの詳細を知りたい方、興味のある方、知り合いに保育士や看護師がいらっしゃる方、皆様のお問い合わせをお待ちしております(クリニックのホームページからでも問い合わせできます)。糸魚川市で病児保育室を運営し地域の皆様のお役に立ちたいと強く願っておりますので、どうか皆様のお力を貸してください、よろしくお願い致します。

(了)

外壁工事+吹き付け塗装

皆さんこんにちは、糸魚川こどもクリニックの渡辺です。急に秋を感じさせる肌寒い朝となり、驚いてしまいました。秋、ということでホームページの画像も更新いたしましたので、ぜひお立ち寄りくださいませ。

さて、9月初めの投稿は外まわりのご案内です。いよいよ外壁ボードも二階部分まで貼られ始めました。このボードを貼って防御力を最大限に高めた後はどうなるかと言うと、吹き付け塗装が始まります。

☆南側の2階にボードが貼られ始めました☆

吹き付け塗装はゴージャスさを演出する極めて重要な工程の一つです(外出前のお化粧のようなものです)。雨の中で行うと塗り斑ができてしまうために晴天の日中限定で行われるという滅多に見られないイベントです。しかも、周囲にご迷惑が掛からないように塗装面周りはビニールシートや遮蔽板などの防壁が張り巡らされるために現場を見ることはさらに難しくなります。もし、吹き付け現場を視認できた人が居たとすれば、青い鳥を見つけたとき以上にきっとハッピーになるはずです。自分としましては、秋雨前線によって天候が崩れてしまう前にこの作業が終わることを願うばかりです。


☆吹き付け後は壁に重厚感が出てきます☆

最後に、いつもの高台から撮影した風景です。なんと、今までは見られなかった大きな建築物が南側に出現しました。このブログをよく読んでくださっている皆様ならお気づきかも知れませんが、8月6日の投稿では地縄張りしかしていなかった場所です。なんと1か月経ずに上棟しています。これはどう考えても当クリニックよりも早く竣工しそうな勢いです。視界を遮って撮影の邪魔になりイヤな感じもしますが、将来は共に手を取るパートナーになるのではないかと期待しております。

☆3週間程度で上棟、圧倒的な威圧感です☆

本日も最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。本ブログのカウンターもホームページのものを超えて5,000を上回り、非常に嬉しく思います。読者の皆様に楽しんで読んで頂くことを前提に、これからも更新を続けていきたいと思います。

皆様からのメッセージを心からお待ちしております。

(了)

木工事+ボード貼り

皆さん、こんばんは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。最近、原秦久の著作キングダムに夢中になっています。次から次へと気になる展開に目が離せず、気付けば昇る朝陽に「おはよう」と声を掛けられてしまうこともあります。恐ろしいマンガですね、キングダム、皆さんも寝不足と朝陽には気を付けてください、二度寝もNGですよ。さて、本日も内装工事を主に実況中継したいと思います。

最初に目に入るのがクリニックの顔である玄関部分です。いよいよ全体に強そうな装甲板が貼られて建物の防御力が益々上がってきた印象を受けます。実際に拳で叩いてみましたが見事にはじき返されました、恐るべき防御力。視力の良い方は気付かれたと思われますが、一部に黒い筋が入っているのが見えるでしょうか。これが、シーリングと言うものでボード同士を接着し水が入らないようにするのと、耐震性を持たせて壊れにくくしてくれる頼り甲斐のある「自分」のような存在になります。・・・ええと、全体の上方を見ると足場が組まれて居ますので、そろそろ二階部分も装甲板(と言う名の外壁ボード)が装着されるのだと思います。

☆正面は強そうになって来ました☆

☆この黒い部分がシーリング剤です☆


☆正面の全体像です、二階に足場ができています☆

続いては内部に入っていきます。まず驚いたことは、天井が非常にスッキリし始めていたことです。あれだけ無秩序に走り回っていた配線の束がしっかり固定されて、まとまりのある姿になりつつありました。烏合の衆だった配線たちが、指導者の下で目的を持って集合し、それを成し遂げようとする強い意志を感じました。配線の集合先も今までは天井から垂れ下がっていただけでしたが、きちんと住処を与えられていました。非常に近代的な作りの集合住宅のようでした。

☆見ていて清々しい気持ちになります☆

☆配線の集合住宅、コントロールセンターです☆

内装工事はどんどん進み、外壁だけではなく、内壁もボードが広範囲に貼られていました。骨格と、むき出しだった臓器に筋肉が付いて行くイメージでしょうか、こちらも見ていてスッキリしてきました。天井や壁を作るための梁も徐々に増え、場所によっては扉の枠も嵌め込まれていました。

☆白い扉枠が嵌められていました☆

最後に、ベストビュー・オブ・クリニックで名高い吹き抜け窓の部分も仕上がりつつあります。但し、吹き抜け部と言うだけあって床が無く、壁も広いために作業が非常に大変なようです。作業中の現場を見たことが無いのですが、想像するだけでもその苦労が伝わります。

☆吹き抜け部にもボードが貼られていました☆

☆床が無いので作業に時間が掛かるようです☆

そんなこんなで、着実にクリニックは完成に近づきつつあります。後は、このクリニックに相応しい医者を準備するだけですので、皆さん期待して待っていてくださいませ☆

も、もちろん医者というのは自分のことです。どうぞよろしくお願い申し上げます。最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。今日もキングダムを読みながら眠りにつきたいと思います。

(了)

木工事 ~主に内装工事~

皆さん、こんにちは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。最近は連日の雨模様が落ち着き、暑さも和らいできた印象を受けます。現場では晴天を狙って、日曜日だと言うのに(雨天返上で)、職人さんたちがお仕事をされてました、いつもありがとうございます。さて、本日は以前プレゼント用に描いたパピヨンのイラストを見て頂いてから本題に入りたいと思います。

☆ある友人に狸?と言われました☆

本日は内部の紹介が主になります。先ずは、まだかまだかと完成を待ち続けていた「階段」の紹介です。棟梁の巧みな技術により寸分違わぬ精巧な正に匠の技が冴える芸術品です。この素晴らしい作品によって、怖い思いをせずに1階と2階を行き来できるようになりました。棟梁さん、本当にありがとうございます。

☆待ちに待った、念願の階段です☆

出来上がったばかりの階段を上って、最初に気が付いたのは待合室のテラスのような外に出っ張った部分の天井です。窓の外に見えるFRP防水加工された天井板に白い下地が塗られておりました(赤い矢印でお示しした部分です)。何故か格調高い雰囲気を醸しだしております。

☆お城のようなイメージが湧きました☆

続いては、窓から少し離れたところから撮影したものです。工具が多く、足場が幾層にも重なって分かりにくいかも知れませんが、当クリニックの一番の見せ場である吹き抜け部分が見えます。奥に見える窓(写真中央)が先ほどの写真の窓です。手前に大きな木製の四角い枠(長方形)が見えるでしょうか。この枠は床から高さ60cm位のところにあり、大きな窓が嵌め込まれる予定です。なんと、二階から吹き抜けを介して一階を望むことができます。高所恐怖症で梯子を上り下りするのを怖がっていたのに、こんな構造を作るなんて、と言わないでやってください。

☆ベストビュー・オブ・クリニックになる予定です☆

こちらは、写真にある吹き抜け部から降りた1階の北側(道路側)に位置する突出した半円状のテラスのようなコーナーです(最後に図面を提示します)。茶色い補強用のボードが張られ始めています。その他の場所にもボードが次々と張られ始めていました。

☆1階待合室、壁幅が細くボードを打つのが大変そうです☆

☆1階処置室の壁です、家のように見えてきました☆

待合室コーナーでは様々な箇所にアーチを取り入れております。この他にも電気暖炉やレンガ、タイルなどでちょっとした非日常を演出できれば良いなと考えております。


☆アーチが柔らかい空間を演出します☆

最後に、クリニックの概略図を作りましたので、こちらをご覧になりながらどこの写真を撮ったのかを想像して頂けると嬉しいです。

☆一階は受付・待合室が広々です☆

☆二階は病児保育室がとても大きいですね☆

見た目に派手な大きな作業から、匠の技が冴える細部の作業が増えてきました。これからも実況中継に勤しみたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございます。あと2か月と先は長いかも知れませんが、お付き合いのほどよろしくお願い致します。可能であれば「ここが分かりにくかった」というご意見や、「竣工を楽しみにしています」などのメッセージを頂けますと幸いです。

(了)

FRP防水工事+壁面工事+木工事

皆さん、こんにちは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。またまた暑い日が戻って来たようですが、お変わりないでしょうか。

さて、気圧が不安定なために突然の大雨が多く、外出も億劫な日が多かったかも知れませんが、そんな天気がもたらしてくれたプレゼントです。大きな雲と言うキャンバスに、幾色もの光と言う絵の具を用いて壮大な虹が描かれておりました。思わず感動の声を上げてしまいました。

☆美しい自然の作り出す芸術ですね☆

それでは、本題に入ろうと思います。今回は夕方以降に撮影した写真を多く使っているために、少し暗く見えてしまいますがお気になさらないでください。先ずはFRP防水加工をした屋根の画像です。薄いガラスの膜が陽の光を反射して輝いています。また、見た目がふわふわのガラス繊維の名残が見えます。これなら水を弾くこと間違いなしですが、ここに下地を塗って表面を調えて作業終了となります。許可を得てFRP防水加工の上を歩きましたが、粘着力がとても強くて何度となく転倒しそうになりました。

☆トリモチの上を歩くねずみの気持ちでした☆

裏庭に入り込むと大きな変化に気が付きました。地殻変動があったのか、6月上旬以降のブログでちらほら見られていた標高2mくらいの裏山が消えてしまったのです。あの山は、将来数百年も先まで「糸魚川こどもクリニック山」として人々に信仰され、子どもたちに愛されるはずだったのに・・・、夢ははかなく消え去ってしまいました(大げさ)。

☆上は6月18日の写真です☆

☆8月22日には地殻変動によって山がなくなりました☆

壁面にはグレーのボードがドンドン貼られており、南側は二階も作業が完了してました。また、一階東側(地域振興局側)にもボードがきれいに張られていました。日に日にクリニックらしい姿になって来ましたね。


☆上が南側の写真です、中から光が漏れています☆

☆東側も殆ど完成しております☆

最後に、高所恐怖症の自分が完成を楽しみにしているものと言えば・・・、そうです階段です。棟梁の設計により美しい階段が出来上がりつつあります。今回は外から見た階段を撮影してみました、なんだか幻想的ですね。

☆柔らかい光の中に浮かび上がる階段☆

本日も最後までお付き合いくださいまして、誠にありがとうございます。竣工後は皆様に内覧会のお誘いを通知いたしますので、お楽しみにしていてくださいませ。それでは本日はこれにて、失礼いたします。

(了)

FRP防水工事+壁面工事

皆さんこんにちは、本日は久々に晴れ間が見えますね。ということで、日曜日ではございますが、防水処理の業者さんが駆けつけてくださいました、ありがとうございます☆それでは、本日も進捗状況のご報告です。

先ずは何故晴れの日に防水加工か?から説明させてください。防水が必要になるのは北側(中央大通り側)と玄関側(堤ハウジングさん側)にあるテラスのような構造をしている出っ張った場所です。下の写真でいうと、雨水などで濡れないようにとビニールシートで覆われている箇所のことです。ここは水が溜りやすい構造をしているために、特殊な防水加工が必要となります。それが今回のタイトルとなっている、FRP防水加工です。FRPは特殊警察部隊のような響きではございますが、Fiber Reinforceed Plasticsつまりは線維強化プラスチックの頭文字をとったものです。

☆この青いテントの中で屋根の防水工事をされています☆

屋根に相当する部分に下地を塗って、その上に耐水性のあるポリエステル樹脂を塗りつけます。塗付後、速やかにふわふわした羽毛のような(下の写真が実物で、触るとチクチクして痛いです)ガラス繊維を載せて(貼って)いきます。ガラス繊維を敷き詰めたところで、その上に再び樹脂を塗りつけていきます(含浸)。

何故こんなミルフィーユ・サンドのようなことをするのかというと、耐水性のある樹脂ですが、塗りむらがあったり、塗っていなかった部分があったりするとそこから水が漏れてしまいます。そういった部分を減らすために樹脂を塗った上に、樹脂に親和しやすいガラス繊維をたっぷり貼り、さらにその上に樹脂を塗るのです。こうすることで親和したガラス繊維が塗り残しや目には見えない細かい小さな穴などを覆い、耐久性と機密性を保ち水漏れを防ぐようです(含浸処理)。

☆ふわふわして見えるガラス繊維ですが触ると痛いです☆

ただし、この作業は水が大敵なようで、下地が濡れていたり、樹脂がしっかり乾かないとやり直しになってしまうために、晴れの日に、シートを張ってまで作業をされているようです。休日返上で、しかもシートの下という蒸し暑い環境下で作業して頂くなんて、申し訳ないと言いますか感謝・感激と言いますか。今夜はたくさん飲んで疲れを癒してください。

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続いては外部の報告です。外壁が張られ始めていて、狭くて作業のしにくい東側(地域振興局側)や二階を除いて、だいぶん仕上がって来ました。アーチの部分には煉瓦が、そうではない部分にはシートが貼られていきます。建築工事の見どころですので、皆さんお見逃しなく☆シャッターチャンスもきっとあります。

☆南側(裏側)の一階部分はほぼ外壁が出来上がりました☆

☆北面(表面)もだいぶん出来上がりました☆

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こちらは内部です。細かい作業が多く、柱の太さなどの微調整が見受けられました。

☆誰かが建物内でチーズを食べていたようです☆
☆実は木屑です☆

天井も所狭しと配管が伸びていました。中には生き物のような見た目のものも居て、ちょっとした肝試しをするには最適の場所かも知れません。

☆上は空調システムですが巨大な蟹のようにも見えます☆

☆配線と配管の森☆

☆制御室はさらに配線が増えました、カオスです☆

また、大きな家具が作られ始めました、その名は階段!いつもは写真左端に見える梯子で怯えながら一階と二階を行き来しておりましたが、この階段ができれば怯えることなくクリニック内を往来できそうです。棟梁さま、一日も早く階段の作成をお願い致します。

☆まだ未固定で数段しかできていません・危険☆
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最後までお付き合い賜りましてありがとうございます。今後も全力でブログを書き続けますので、皆様からのコメントをいただけますと嬉しいです。それでは、今日一日もステキにお過ごしくださいませ。

(了)

教育カウンセラー養成講座・教育講演

皆さんこんばんは、糸魚川こどもクリニックの渡辺です。本日は上越市のワークパル・上越で学校カウンセラーさん向けに3時間に及ぶ教育講演をして参りました。喋り過ぎて喉が痛くなってしまいました。

さて、今回はカウンセラーさんたちが対象ですので、心身症や心気症の患者さんのカウンセリングについて講演しようかと思いましたが、他の講師の皆々様がWMNなど超有名大学の教授でしたので、背伸びをしない方が良いと考えを改めました。自分の経験とスキルを活かして「医療とカウンセリング」という視点で講演をすれば、教授先生と内容が被ることなく恥をかくことなく、より実践向けな講演になるのではないかと思いました。3か月のお時間を頂いてスライドショーを作り、180分間の長丁場に耐えうるものを作り臨みました。

講演後の質問時間に、非常に鋭い質問が飛び交いました。薬物療法を開始したらそのまま続けなくてはいけないのか、服薬期間が長くなった場合に副作用や合併症は出やすくならないのか、甘やかしにならないか、辛かったら(学校などを)休んでも良いんだよと言うのは問題ないのか、頭が痛い、つらいなどと訴えるが実際はそんな印象を持てない生徒にはどう接すればいいのか、夜更かしがやめられない生徒にはどうしたらいいのですか、などなどです。現場のカウンセラーの先生も色々お考えになって対応されているのだと強く感じました。

そして、こんなに上昇志向が強く、生真面目で、熱心なカウンセラーの先生方の居る新潟県にお住いのこどもたちは恵まれているなあと改めて思いました。新潟県万歳☆

本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。明日も朝陽が皆様に幸せを運んで来てくれますように心からお祈り申し上げます。

(了)

お詫び ~開業時期について~

皆さん、こんにちは。今年のお盆はいかがでしたか、祝日もあって一族の皆さんが勢ぞろいされて楽しくお過ごしになったことと存じます。業者さんたちも、お盆には三連休を取られていたようで報告が遅れてしまいました、ごめんなさい。

さて、タイトルにある通り皆さんにお詫びがございます。

《開業延期》
2017年11月1日を予定しておりました開業日ですが、1週間ほどの遅れが生じてしまいそうです。本来であれば2017年3月末に着工する予定でしたが諸事情で5月末に遅れてしまい、このような事態になってしまいました。病児保育室を期待されていた皆様、当クリニックのご利用を考えてくださった皆様、同職員の皆様、関係者の皆様には心より深くお詫び申し上げます。

一日も早い開業のために、施主(院長)、及び事業者、設計士、関係者一同身を粉にして作業を進めておりますので、今しばらくお待ちくださいませ。開業後は必ず、糸魚川に住まわれる皆様のお役に立つために尽力致します。

《新聞記事について》
2016年11月3日の糸魚川タイムズの記事についてです。下記に対象となる記事を掲載いたしました。

上記のように実名と開業時期まで細かく記載されています。また、この記事に大きく関与している自分ではありますが、この記事の存在を当時は知りませんでした。掲載後、糸魚川市在住の友人から連絡があり初めて判明しました。

新聞に掲載され、役場が情報源となって発信された開業時期が10月となっておりましたので、期待されていた方々の失望は大きかったのではないでしょうか。記事が出てしまう前に対策が取れず、本当に申し訳ございませんでした。

(終)

 

下記は今回のできごとについて自分なりに考えた文章になります。クリニック情報とは少し離れますので、読み飛ばされるか、お時間のある時にさらっとご一読くださいますと幸甚です。

《延期について・いろいろ》
2016年4月頃に病児保育室を併設するクリニックを作るために、市役所へ問い合わせをしました。糸魚川市も初めての事業ですので、どのような事業にするのか、どのような補助があるのか、何が必要なのか、などなど意見交換をして居りました。その後も幾度となく、高岡市から糸魚川市役所のこども課に足を運び議論を重ねてきました。

そして、クリニックの開業が晩秋~冬場の感染症が流行する時期になってしまうと、新規にできたばかりの病児保育室の運営が難しくなるとお伝えしたところ、市役職側から「県の承認も必要だが、2017年度内の承認を得て、10月には開業できるようにしましょう」という提案で話しが進んでいきました。非常に心強い言葉に泣きそうなほど感謝しました。

その後、県と市との交渉が難航したのか、前例が無いと棄却されてしまったのか、明確な回答を頂けないまま時が経ちました。状況を伺っても、「こちらでできる限りのことはやっています」というような内容が返って来るのみのもどかしい、じれったい時期が続きました。年が明け、春が来て、結局承認されたのは予定よりも2か月遅い2017年5月連休明けとなってしまいました。速やかに業者を選定して、見積もりを作りましたが、着工したのは同年6月1日となってしまいました。

過ぎてしまったことは仕方ない、何とかならないものかと、工期を短縮して、目標とする(掲載されてしまった)10月中に開業できないものかと建設会社・設計士と入念な打ち合わせ、遅くまでの会議などをしております。しかし、『2か月以上の遅れ』を取り戻すことは難しいことが明らかになりました。本当に申し訳ございません。

それから、糸魚川市を何度も行き来し、市役所の職員さんとも面談をしていたにもかかわらず、こういった記事が存在することを知らず、内容の確認もできぬまま皆様に発信されてしまったことを防げなかったことをお詫び申し上げます。自分の浅薄さゆえに導いた結果と思います、改めて気を引き締めなければと思いました。

最後になりますが、経験が浅く、未熟者ゆえに今後も皆様に多大なご迷惑、不快な思いをさせてしまうかも知れません。こんな小生ではございますが、今後とも皆様のお力を貸して頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

(了)

木工事+配管工事(2)

皆さん、こんにちは。本日は涼しい雨模様で心癒されますが、いかがお過ごしでしょうか。今回は外構と内部構造の進展具合をご報告をしたいと思います。見た目に美しい華々しい煉瓦やタイルを貼る工事はもう少し先ですのでお楽しみに。

まずは、外からご案内いたします。木の枠に防湿・防水材(シート)が貼られ、玉虫のように輝いているのが本クリニックの一番の見せ場である煉瓦のアーチです。正面側(西側、堤ハウジングさん側)と道路に面した側(北側、公文さん側)に設置される予定です。シートを貼られて耐久性の増したその姿、そして大きさに期待感が高まります。


☆正面、玄関口の煉瓦のアーチになります☆


☆北側、煉瓦アーチ部は写真手前です☆

続いて内部をご案内いたします。天井は所狭しと配線が走っております、まるで血管と神経の束のようです。この無秩序を思わせる配線はまとめられてある場所へと向かいます。人間でいうところの中枢神経、脳に当たる部分、制御室に集められております。

☆ものすごく多種類の配線の行先は・・・☆


☆制御室で一括されます☆

もちろん、室外機に繋がる配線などもありますので、外部にも写真のように配線の束が飛び出しております。異様な光景です・・・。

 

 

☆左:外部への配線の束☆


☆束が一面に連なります、すこし恐い風景ですね☆

気になると言えば、入口に置いてあったこの袋。風神雷神図屏風の風神が持って居そうな袋です。中身は何かというと、先ほど出て来た写真にも掲載されていた配管のようです。オシャレで力強いネーミングに感心しました。


☆この偉大なる風神は銀色に輝く配管のことです☆

☆ボクが風神ダクト、よろしくね☆

さらに、空調装置も最大径が1メートルを超すような大きなものが次々と吊り下げられていました。来年の夏には大活躍が期待されます。それにしても、落ちて来ないか心配です・・・。

☆たくさんのエアコンが吊り下がっています☆

最後になりますが、二階の病児保育室の進捗状況です。床暖房の上に床板が敷かれており、土足厳禁となっておりました。スリッパを持って来ていなかったので見学を断念しようと思いましたら、職人さんが「そのままで大丈夫ですよ」と声を掛けてくださいました。甘えてばかりでごめんなさい。

☆床暖房の上に床板が貼られていました☆

本日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。もう少しで半分というところに到達しました、一日も早い竣工を楽しみにしていてください☆

(了)

木工事+配管工事

皆さん、こんにちは。糸魚川こどもクリニックの渡辺です。こちらは無事に台風を乗り切ることができましたが、皆さんもご無事であることと一日も早く元の生活に戻れますよう心からお祈り申し上げます。

さて、こちらは8月6日の夕方の空です。雲と空のコントラストがとても美しかったために撮影しましたが、携帯電話に付属するカメラでは解像度に限界があるようでした。

☆虹が隠れているのですが分かりますか☆

続きまして、クリニック情報です。先日お伝えしたポリウレタンを覚えていらっしゃいますでしょうか。そうです、腐海の森の植物のような物体です。その屑がまとめて現場のごみ箱に破棄されていました。この姿は見た目にスポンジのようですが、それよりも硬度があります。

☆削り取られたウレタン屑です☆

以下は8月8日、まさに糸魚川を台風5号が通過した日の写真になります。機材の打ち合わせをした後、18時頃に現場に向かいました。この雨風だから、きっと工事は進んでいないのだろうな、と考えながら現場に到着すると見たことの無い光景が目に入りました。なんとクリニック内から光が漏れていたのです。まさか既に誰かが開業しているのか、と妄想して敷地内に入ると、たくさんの業者さんたちのクルマが並んでいました。そうなのです、実はこんな悪天候の中で皆さんが作業を続けていらしたのです。


☆暗雲と暗闇の中で薄暗く光る、まさにダンジョン☆

やや興奮気味で内部に入ると今話題のRPGであるDQのしびれクラゲのような巨大な照明が現れました。この大きな提灯が照らす光によって周囲に10人近い職人さんが居て、皆さん細部のチェックや配管の取り付けをされているのが分かりました。先日までは空間に余裕のあった天井は、この日には余すところなく配管・配線が並んでおりました。この新しい配線は何だろう・・・?と思って眺めていると「これはスイッチの配線ですね。こっちは電気で、こっちは・・・」と傍にいた電気系配線の担当のお兄さんが丁寧に教えてくださいました。なんと配線の種類が多いこと。天井が暗くてうまく撮影できませんでしたので、画像は後日に添付致します。

☆夜間の道路工事で見たことあります☆

2階部は床の色が変わっていたのに驚きました。黒っぽい板が敷かれ、その上には銀色の鉄板のようなものが敷かれていました。建築担当の方に伺ったところ、黒いのは緩衝・遮音材で、銀色の鉄板は床暖房とのことでした。1階のコンクリートに埋め込んだナスカの地上絵を彷彿させる床暖房とはだいぶん違いますね。

☆遮音材を敷いているところです☆


☆2階の床暖房は近未来な雰囲気です☆

台風にも関わらず作業を続けてくださる職人の皆さんには本当に感謝しております。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。きっと仕上がりも素晴らしい作品になるだろうと期待が高まります。

この度も最後までお付き合いいただきまして、誠にありがとうございます。皆さんにとって、本日も幸せな一日となりますようにお祈りしております。

(了)