インフルエンザ感染症情報(3)

皆さんこんばんは、糸魚川こどもクリニックの渡辺です。本日は糸魚川保健所からの感染症発生情報をお知らせ致します。

(1)インフルエンザ感染症について

12月第2週の糸魚川では、定点報告数が0.33(1以上で流行開始の目安)とまだ流行の兆しを見せておりません(当クリニックでも1週間に2人か3人見つかるほどです)。ところが、お隣の上越では7.80、より北方の長岡では13.9と非常に流行しております(糸魚川は流行に左右されない素晴らしい地域のようです)。どうしても流行地区への外出を要する方は、うがい・手洗いの徹底、マスクの着用、そして不要な外出を控えて頂きますようお願い致します。また、ワクチン接種による予防も大切ですので未接種の方はご検討をお願い申し上げます。尚、ウイルスバスターでは防げないかも知れませんのでお気を付けください(当HPの広報をご参照ください)。

(2)その他の感染症について

感染性胃腸炎(主にノロウイルス感染症、ロタウイルス感染症)が全国的に流行しております。上越市では定点報告が16.67、新潟県全体でも8.11と非常に高い数値を示しております。糸魚川市では1.00と(流行に踊らされずに)落ち着いておりますが、感染の拡大に注意しましょう。中でもロタウイルスは途上国での乳児死亡原因のワースト3に入る恐ろしい感染症です。先進国の日本であっても、乳児が発症してしまうと入院を要するほどに重症化することが多いので、ロタウイルスワクチンによる予防をご検討くださいませ。オマケに、感染性という言葉を心配されてか「ただの胃腸炎ですか、感染性胃腸炎ですか?」とご質問される方がクリニックによくお見えになります。答えを申し上げますと、体調不良や食べ過ぎを除いて、ある人が発症してしまった胃腸炎が別の人に「感染しない」ことは殆どございませんので、ただの胃腸炎では「ない」と思って頂けますと幸いです。

最後に、市内ではアデノウイルス感染症(プール熱)や溶連菌感染症を発症される方が増えてきており、能生地域では特に前者の罹患者が多いようです。高体温が長く続くような場合は上記疾患が疑われることがございますので、医療機関の受診をご検討ください(状態によっては迅速検査を行うこともございます)。

それでは、明日からも無理せず、健康第一で、よりステキな一週間にして行きましょう☆

(了)

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